私立高校の入試準備の注意点

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高校受験を控えたお子さんをお持ちになっている方は、公立高校と私立高校とでは入試や出願方法が異なってくるのはご存知ですか?

・併願と単願の違い

まず、違ってくるのが単願と併願です。
単願とは専願とも呼ばれ、「合格したら、ほかの私立や公立の高校ではなく、必ずその学校に入学します。」という意味を持ちます。
公立高校は基本的にこの単願しか受けられませんが、私立は併願でも受けられます。その併願とは、「行きたい本命の高校に合格したら、そちらに入学しますが、落ちたら入学します。」という意味を持つもので、皆さんも耳にしたことがある「すべり止め」というものです。
これらの違いから、高校によっては、単願の受験者に対し、合格ラインを下げるなどの優遇を行ったり、併願者のために入学手続きを公立の合格発表まで待ってあげるというケースがあります。

・提出手順

次に違うのが願書の提出手順です。
公立高校の場合は、在学中学校で配布されるケースが多いのですが、私立高校の場合は自分で用意しなければなりません。貰う方法には、高校に訪問して貰う、郵送で貰う、説明会で貰う、などがあるので、期限に余裕をもって手に入れるようにしましょう。

管轄が違う公立高校と私立高校とでは、入試や出願方法も異なってきます。入試準備の情報としてぜひこれらの基礎を念頭に置いておきましょう。