前回、部活と勉強の両立に苦労するお子さんなどを持つ親御さんにとって、子どもの集中力を上げることは重要なことだとご紹介しました。
今回は、睡眠というものにスポットを当ててご紹介していきます。

・子供の睡眠の重要性について

子どもにとっての睡眠時間は、身体の成長、心の成長、そして集中力の向上に大きく起因する大切なものです。
具体的に推奨される子供の睡眠時間は、3～5歳で10～13時間、6～13歳で9～11時間、14～17歳で8～10時間とされています。年を重ねるごとに時間は減っていくものの、高校受験をまもなく控えた中学2年生でも長くて10時間もの睡眠が推奨されているのです。
ですが最近では、深夜までのゲームやスマホの利用などで夜更かしをしてしまい、十分な睡眠を得られていない子供も増加してきています。
それらの遊びを時間制にする、もしくは家庭全体の就寝時間を早めるなど、親である皆さんのチェックとサポートがあれば子供の集中力を上げることは可能です。
ただし、就寝前の画面の明かりは、睡眠の質を下げることになるので注意が必要です。

まとめ

勉強の時間がなかなか取れないお子さんに対し、焦って夜遅くまで勉強をさせてしまっては、翌日の昼間の授業の非効率化に繋がり、かえって良くないケースもあるので、お子さんには十分な睡眠と、規則正しい生活をさせて集中力を上げさせるようにしましょう。